大阪の中心地・梅田の再開発や2025年に控える大阪万博など、活況を呈する大阪の建設業界。夢真からも多くの技術社員が各現場で活躍している。
現場と技術社員を結び付け、送り出す役割を果たしているのが、大阪営業所の営業や研修の担当者だ。
大阪営業所のメンバーによる座談会の第1回目として、現場の課題に応える夢真の姿や未経験者の活用について話を伺った。
登場人物プロフィール
名前
大儀 和紀 氏
人材開発部 拠点人材開発課 主任。2015年入社。営業を経て、現在EF(エンジニアフォロー)担当
名前
西村 文宏 氏
人材開発部 拠点人材開発課 副主任。2016年入社。現場の技術社員を経て、現在は研修担当
名前
岡田 久美 氏
大阪営業所 主任. 2015年入社。営業担当として、お客様と対応
ビッグイベントに向けた人材需要が、これからの大阪の大きなテーマ
―最近の大阪の建設状況はいかがですか?
岡田:
そろそろ2025年の大阪万博を見据えた動きはありますね。まだ「万博の現場だから」とダイレクトに入ってくる案件はありませんが。
大儀:
コロナウイルス禍で工事がストップしていたからね。でも2025年の開催だから、2022~2023年で工事が進むはず。これからだね。
岡田:
本格化すれば、夢真の技術社員もたくさん活躍しますよね。営業の感覚だと、今は梅田の再開発に大勢配置されている感じですね。
大儀:
大阪郊外の物流倉庫という現場も多かったね。
―現場からはどういうタイミングで夢真に話が来るのでしょうか。
大儀:
多いのは、新たにプロジェクトを組む時のメンバー検討の段階です。現場内の役割分担を考え、お客様の自社内の社員でまかなえない時に、「じゃ、夢真で」となります。
だから稼働日も、今日明日すぐに、というよりも、半月から1ヵ月先くらいになることが多いですね。
一番求められているのは、即戦力の経験者
―お客様からはどんな依頼が寄せられますか。
岡田:
プロジェクトの内容から、この部分に人材が必要ということで依頼が上がるので、求められているのは、現場経験5~10年くらいの経験者ですね。
大儀:
どのお客様も30~40代の中間層に当たる社員が社内に少ない、という問題を抱えていますしね。
―経験者ニーズが高いんですね。
岡田:
「現場を知らない未経験者は、危なっかしくて見ていられない」とか、「指導できる人がいない」、「工程的に忙しい時期には入れられない」という声をよく聞きます。
未経験者を配属させたことがない所長さんほど、未経験者受け入れのハードルは高いように思います。
大儀:
でも夢真もタイミングよく経験者が揃っているとは限らない。
「じゃあ、どうする」ということで、未経験者を提案し、「試しに採用してみようか」という流れになることが、最近は多くなっています。
―それは夢真独自の動きですか。
大儀:
いや、即戦力の経験者が少ないのは、どの人材会社も同じだと思うし、未経験者の提案も行っていると思います。
でも夢真は、どんな案件でも人材を出せるんです。「あそこに聞いても、ここに聞いても人がいいひん。でも夢真は、いてる」というのが強い。
そういうことが何回も積み重なって、夢真への評価が高まっていると思います。
岡田:
稼働率96.5%という数字も、「夢真なら」ということを表していると思います。研修者以外の技術社員は、ほぼ現場に出ている、ということですもんね。
圧倒的な技術社員数があるから、「夢真なら、いてる」
―なぜ「夢真は、いてる」なんでしょうか。
大儀:
大阪営業所管内では今、正社員やベテラン層の登録社員含め、630名の技術社員が稼働しています。
これは人数的に他社よりも多いし、対応エリアも2府4県を幅広く網羅しています。
大阪や京都、神戸の近くだけでなしに、和歌山や滋賀、兵庫の姫路寄りの現場でも、宿泊や出張体制を整えて、人材を確保できます。ここまでできる人材会社は、大阪では数少ない。
そこが夢真のアタマ1つ抜きん出ているところだと思います。日本全国では5,909名の技術社員が在籍しており、これは同業他社に比べて圧倒的な数字です。
―ほかに他社にはない特徴はありますか。
大儀:
入社してすぐは研修担当、稼働してからは私のようなEF(エンジニアフォロー)と、技術社員一人に対して2名体制でフォローしています。
今までは現場に送りっぱなしになる技術社員も多く、なかなかきめ細かなサポートができなかったことを改善しました。
現在はEFが月に1度くらいのペースで現場を訪問し、技術社員と話す時間を作っています。
岡田:
他社にはないサポートなので、現場の所長さんからも「夢真の担当者は、よう来る。現場のコをよく見てもらってる」と喜ばれています。
所長さんもいろいろと忙しくて、技術社員をサポートしきれないところもあるので、EFの存在は大きいと思います。
それから人選も研修担当の意見を聞いて、仕事内容や所長さんとの相性も考慮して決めています。
西村:
はい、研修担当は研修を行うだけではなく、営業ともEFとも連携しながら、人材育成に取り組んでいます。
未経験者の持てる力を活用すれば、現場はもっと強くなれる
―そういう体制があると、現場の所長さんも未経験者を受け入れやすくなりますね。
岡田:
そうですね。未経験者を使ったことがない所長さんは、いろいろと不安なんですよね。
でも、未経験者を上手に配属しないと現場が回らないのも事実です。だから未経験者をサポートする体制が整っているのは、営業から見ても心強いですね。
―岡田さんは現場の所長さんにどのようなアプローチをしていますか。
岡田:
同じ会社の別の現場や同業他社などで未経験者を活用している事例を紹介したり、その現場の仕事内容をじっくり聞き込んで「この部分なら未経験者でも任せられます」とアピールしています。
「そうか、未経験者でもいけるんや」と気づいてもらうのがポイントですね。
―一度、未経験者を使ってみた所長さんの反応はいかがですか。
岡田:
うまく現場が回ると、未経験者に対する見方が変わり、その後も引き続き、未経験者を受け入れてくださるようになります。
所長さんも経験者が少ないことはわかってらっしゃる。
だから人を育てなければならないと考えているけれど、なかなか踏ん切りがつかなかったりするんですよね。
そのいいきっかけになるのかな。「元気であいさつがしっかりできるコなら、大丈夫だよ」と言っていただけるようになります。
―所長さんの意識改革もできるようになるんですね。
岡田:
夢真の技術社員の平均年齢は30歳と若いんです。
今は現場の所長さんも30代の方が多いので、自分よりも年上の技術社員だと経験があっても、ちょっと使いづらいことがあります。
でも技術社員が若ければ、そういう抵抗も少ない。そういうことにも気づいてもらえると、未経験者に対するハードルがグッと低くなりますね。
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