福岡県内だけでなく、九州全域の案件を一手に引き受けているのが福岡営業所。
都市の再開発から、郊外の工場、物流施設、リゾート地のホテルなど、手掛ける案件も幅広いのが特徴です。
今回はそんな福岡営業所のメンバーによる座談会を通して、九州全域の案件状況やサポート体制や研修などの夢真の強みなどをお伝えします。
第1回目は、九州の案件状況や夢真の強みについてです。
登場人物プロフィール
名前
小林佳弘 氏
営業本部 福岡営業所 主任 2015年入社
営業担当として東京、福岡、沖縄に赴任。九州の案件を幅広く引き受ける
名前
荒木茜 氏
エンジニアフォロー企画推進部2課(福岡) 2017年入社
現場の技術社員を経て、2019年から人材開発部フォロー課※担当、2021年よりEF部所属
※エンジニアフォロー企画推進部所属(以後EFと称す)は技術社員に対して、定期的に現場状況の確認連絡や夢真のイベント情報発信を行い、技術社員と信頼関係を築きエンジニアとしての成長をフォローする部署です。
再開発も大規模工場も、さまざまな案件に対応
―福岡営業所について教えてください。
小林:
技術社員はだいたい300名。毎年100人くらい採用しています。8~9割は20代前半から30代半ばで、50代以上のベテランも活躍しています。
―最近は福岡市中心部の大規模再開発の天神ビッグバンなども話題になっていますが、どんな現場が多いんでしょうか?
小林:
福岡市内なら天神ビッグバンや博多コネクテッドが建設の大きな動きですね。
それから九州は半導体関連工場が多いんですよ。最近の半導体不足などを背景に、工場の新設・増設などが盛んで、熊本、鹿児島、佐賀、長崎などで工事が進められていたり、着工の予定があります。
また、沖縄などではリゾートホテルの現場もありますね。
―なるほど、福岡だけでなく、九州全域を引き受けているんですね。
荒木:
そうです。技術社員もそれぞれのエリアに住む人を充てるように考えますが、それだけでは足りません。
ですのでエリア外にお住まいの人にお願いすることもあるのですが、同じ県内でも通勤に車で1時間半以上かかるような場所もあります。
そこで現場近くに会社でウィークリーマンションなどの宿舎を確保するなどもしています。
割合的には、自宅から通う人と宿舎から通う人が半々くらいです。
どんな案件にも対応できる受け入れ環境を整備
―宿泊体制を会社で用意できるのは強いですね。
小林:
そうですね。「そこは遠いから…」「近くに住んでいる技術社員がいないから…」というような理由でお断りすることはありません。
一方で、技術社員の方にも「宿泊できませんがお願いします」のように無理をお願いすることもありませんので。
こうした「現場の声にしっかり応えられる体制」があるのは当社の強みだと思います。
―他にはどんな強みがありますか?
小林:
全国に拠点があるから、全国から技術社員を集められるということも強みだと考えています。
福岡営業所に登録しているのは300名ほどなのですが、この300名だけではなく、全国6,000名の技術社員でサポートできるんです。
たとえば最近でいうと熊本の現場はこれから何十人も活躍する予定なのですが、九州だけでなく東京や大阪の技術社員が参加することになると思います。
―全国から派遣できる体制があるなら、どんな現場でも安心ですね!
小林:
そうですね!
ちなみに「どんな現場でも」というのは場所だけではなく分野という意味でも幅広く対応できるんです。そこも強みだなと思います。
当社では長年、ゼネコン、サブコン、それぞれの現場を手掛けてきましたから、建設だけでなく設備分野も対応できます。
ですので、お客様だけでなく働く技術社員にとってもメリットになっていて、たとえば東京で働いていた技術社員が「Uターンして九州に帰りたい」となったら、福岡営業所で受け入れられます。「上京して東京で活躍したい」という逆パターンもしかり。
このように、全国に拠点があるのでどこでも働けるということは、当社の強みの一つだと思います。
二人体制で技術社員を手厚くサポート
―そんな技術社員をサポートしているのが、小林さんと荒木さんですが、お仕事内容を教えてください。
小林:
お客様と接してニーズを確認して、お客様の満足度を高めることと、それに対応する技術社員のマッチングも担当しています。
だいたい60名弱の技術社員のスキルや派遣状況を把握しています。
荒木:
私はEF(エンジニアフォロー)として、就業後の技術社員のサポートが中心です。今は50名ほどを担当しています。
そのうち入社半年未満の新人が2割くらいで、基本的には月に1度の訪問と週に1度の電話やチャットで仕事の状況や悩み事などを聞いています。
入社して半年以上になると慣れてくるので、訪問頻度は2~3ヵ月に1度になります。
―そうすると一人の技術社員をお二人でサポートしている形になりますか。
小林:
そうですね。技術社員にとっては、最初のうちは私で、就業したら荒木さんという区別は特になくて。
何かすぐ知りたいことがあった時に、私が繋がらなかったら荒木さん、みたいな感じですね。
荒木:
技術社員からどちらかに連絡があれば、私と小林さんはすぐに情報を共有できるから、どちらに連絡をくれても構わないです。
よくあるのは、就業の基本条件などを小林さんから技術社員に電話で連絡するんですが、その時に聞き忘れたことなどを私に確認してくる、というパターンです。
質問された内容で、技術社員の解釈の仕方などがわかるので、1対1よりも多重的なフォローができるのではないかと思います。
―フォローする中で特に気をつけていることは、どんなことですか?
荒木:
「わざわざ連絡するほどでもないけど、電話が来たから言っておこう」みたいなことが割とあるんです。
たとえば「現場でこんなこと言われて、ちょっと落ち込みました」とか、「ワクチン接種の休暇は誰に許可をとればいいんだろう」とか。
そういったときのフォローは特に気を配っていますね。
一人派遣の現場が多いから、職場の仲間は他社の人。だから気軽に聞くこともなかなかできないんですよね。
―お客様の現場にいる、というだけで気を使ってしまいますよね。
荒木:
まじめに取り組む方が多いということでもありますけどね。
そういう時にこちらから連絡をすると、ちょっとしたガス抜きができたり、小さな疑問が解決したり。技術社員の方が「話してよかった」と思って電話を切ることができれば、それが一番うれしいですね。それをきっかけに仕事のモチベーションも上げてほしいな、と思います。
こうしたフォローをこまめに行っているのですが、おかげで技術社員との信頼関係が築けています。
何かあれば、技術社員の方から連絡してくれるようになったり、自分で解決できるノウハウが身に付いたり。成長したなぁ、と思うことも多いですよね。
「こまめに連絡するのはいつまで」と区切るのではなく、技術社員の状況を見て、大丈夫だな、と思えるまでは連絡するようにしています。
小林:
自分の立場だと、お客様優先で考えなければならないこともあり、見方が偏ることもあります。
でも荒木さんが技術社員優先で熱心に対応してくれると、現場の空気をニュートラルにしてくれる。私にとってもいいバランスで営業ができています。
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