名前
石田飛雄馬 氏
営業第1部4課 フォロー営業。2018年2月入社。電気設備の技術社員として1年5か月勤務したのち、営業に転向。2020年10月からフォロー営業を担当。
フォロー営業が技術社員の不安を取り除きます
―フォロー営業に手応えを感じていますか?
石田:
そうですね!私がフォロー営業になって1年で、全社的に本格化して5か月になって、まだ私もいろいろと模索しながら技術社員と接していますが、以前よりもずっと安心して働いてもらえる体制を提供できていると思います。
フォロー営業体制になる前は、技術社員が何か相談したいことがあっても、営業にはなかなか連絡を取りづらく、配属先の所長さんや同僚にしか話ができませんでした。
互いに忙しい業務の中では、気軽に相談できる人は決して多くなかったのではないでしょうか。
でも、今はフォロー営業がこまめに訪問し、話を聞く時間を設けています。どのフォロー営業も基本的な技術知識は理解していますから、現場の技術の細かな話はできなくても、相談したり、話を聞くことができているなと。
―具体的に、技術社員の方にどんなフォローをしていますか?
石田:
例えば、現場がマンションから病院に変わったときなのですが、衛生設備などの仕様が大きく変化するので不安に思う技術社員もいます。
そんな時に、フォロー営業が自分の担当する技術社員の中で病院の現場で働いている技術社員を紹介し、不安を抱えている社員と引き合わせ、配属前の不安を和らげるなどしています。
このような取り組みが、配属後のアンマッチや技術社員のメンタルケアに繋がっていると思います。
フォロー営業は業界全体を知る情報源にもなります
―そこまでしてくれるなら、技術社員の方からすると、フォロー営業の存在は心強いですね。
石田:
そうですね。ふだん相談をする相手というのは所長さんだったり、現場の責任者の方になると思うのですが、所長さんはとにかく忙しい身です。
ですから、そうした相談相手になれればなと。忙しい所長さんに代わって、頼りにしていただければ、嬉しいです。
逆に、所長さんから見ても、自分の現場の技術社員をこまめにフォローしてくれるフォロー営業は、人材をしっかり活用する上で大事な存在ではないかなとも思っています。
また、フォロー営業は、取引先の複数の現場を回っていますし、夢真本社を通じて、建築業界全体の情報もこまめにチェックしていますので情報通です。
ですので、技術社員だけでなく現場の所長さんにとっても有用な情報を提供できるのも強みです。
―情報提供ですか。フォロー以外にも、色々な役割が求められるんですね。
石田:
はい。最近それが顕著に表れたのが、コロナウイルス禍での情報収集ですね。
2020年春の最初の緊急事態宣言発令時には、多くの工事が止まり、現場はその対応に追われました。夢真にとっても初めてで、慣れないことも多かったのですが、その中でもさまざまな情報が当社には集まりました。
例えば、テレワークの増加によるオフィス需要の変化などは、建築や設備にも大きく関わるものです。
夢真ではフォロー営業を通じて、現場や取引先にこれらの情報を紹介し、取引先のビジネスに役立てていただきました。
このようにして、現場の責任者の方(所長さん)には、私たちをうまく活用してくれればなと思っています。
人と人、心と心で繋がっています
―担当された技術社員の方で、印象に残っている人はいますか?
石田:
そうですね…。どの技術社員の方も印象的で、現場で活躍している様子を見るとうれしいものなのですが、特に印象的だったのは、新卒入社のCADオペレーターの方ですね。
中堅のゼネコンに配属され、訪問するたびに仕事の幅が広がっており、よく頑張っているのが見て取れました。
―成長が見られたということですね!それは嬉しいですね。
石田:
はい。でも好調な時ばかりではありません。モチベーションがどうしても下がってしまうときはあり、このcadオペレーターの方にもそんなときがありました。
ちょうどそのとき話を聞く機会があったのですが、この方の所属する現場の所長さんにもそのことを伝えると、(コロナウイルス禍になる前だったので)、その所長さんが気分転換を図ろうと現場の飲み会にこの方を誘ってくれたんです。所長さんも現場の様子は気になるから、すぐに動いてくださったんですね。
その後、本人に会うと「リフレッシュして、また頑張れそうです」と嬉しそうに話してくれました。
私がこの方の担当を外れてから、担当交代の挨拶に行った時も、「もう会えないんですか」と寂しがってくれました。
自分をよく信頼してくれていたんだなと思い、私の方こそちょっとしんみりしました。技術社員とフォロー営業という職種だけの関係を超えて、人と人の気持ちで繋がっているのが、夢真の社員たちだと思います。
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