定着率は3年間で10％UP！定着率向上に寄与した3つの取り組み

建設業は深刻な人材不足に加えて、高齢化が進んでいます。国土交通省_※注1によると、建設業を支える29歳以下の割合は全体の約12％程度となっており、若手人材の育成・定着は喫緊の課題です。さらに、2024年4月1日から建設業界は「働き方改革関連法」を適用開始しており、建設企業は積極的な人員増加を進めています。夢真は、年間2,000名を超える若手未経験者を採用して育成する取り組みにとどまらず、技術社員の定着率向上を図る取り組みを続けています。
_{※注1：国土交通省「建設業を巡る現状と課題」より}

業界未経験からはじめた技術社員の定着率は3年間で10％UP!

技術社員の継続就業を示す定着率は2020年から3年間で10％上昇し、79％を超えました。定着率の上昇は、夢真で働き続けたいと思っている技術社員が増えていることを示します。建設業界全体が深刻な人手不足に陥っている中でも、夢真は技術者在籍者数を着実に増加させています。この成果は、2,000名以上の業界未経験者を受け入れるエンジニア育成モデルと定着率の上昇に支えられているのです。

定着率向上に寄与した3つの取り組み

夢真は、実践的な入社時研修、フォロー体制の改善などに取り組み、定着率の改善に取り組んできました。今回は、技術社員の定着率向上につながった取り組みから3つご紹介します。

1. 就業満足度を毎月確認し、満足度を高める迅速なフォロー

夢真では、社員の満足度を把握するために毎月レポートを実施しています。満足度が低い社員に迅速なフォローを行い、満足度を向上させるための対策を講じてきました。具体的な事例をご紹介します。

【CASE 01】

満足度10点中3点だった技術社員には、すぐに連絡をして現場訪問しました。現在抱えている悩みをしっかりヒアリングし、目指していきたいキャリアを再確認しました。お客様とご相談した上で、他の現場を紹介しました。一連の対応を実施した結果、数か月後の満足度は10点に上昇しました。

【CASE 02】

配属による不安と忙しさが重なった技術社員には、週1回の電話に加えてメールでもこまめに連絡を取りました。契約延長を希望していたので、その現場に役立つ資格を勧めました。技術社員は試験勉強に励み、無事に資格を保有することができたため、取引先から契約延長をいただけました。技術社員の満足度も3点から10点満点になり、高評価となりました。

2. 派遣後も専任のフォローをつけて、万全のメンタルヘルス対策

技術社員へのフォローを充実する取り組みの1つとして、夢真はフォロー担当のメンタルヘルス・マネジメント®検定試験Ⅱ種の取得に取り組んできました。首都圏と大阪のフォロー担当は全員メンタルヘルス・マネジメント®検定試験Ⅱ種を保有しています。

3. 資格取得でキャリアアップの道筋を示し、モチベーションを上げる

定着率を上げるためには、キャリアの見通しを示してモチベーションを上げることも必要不可欠です。施工管理の技術者としてキャリアアップするためには、資格取得は避けて通れません。フォロー担当は二人三脚で取り組み、合格まで導きます。

さらなる定着を目指す！入社1年次研修をスタート

2024年2月から、入社1年目の施工管理技術社員を対象に1年次研修を開始しました。未経験からはじめた技術社員は、1年間で様々な現場業務と業界知識を習得します。1年目の終わりに業界知識を再整理し、新しい目標を設定することは、次なる成長への意欲を高めます。

また、持続的に成長していくために、仲間の存在は大切です。ヨコのつながりの構築も技術社員へのサポートの一つです。時に励ましあうことで一緒に活躍していくかけがえのない仲間となります。入社から1年経過した時点で仲間と目標を設定することは、モチベーションの維持と定着につながるのです。

まとめ

夢真は技術社員の定着率向上を図る取り組みを今後も続けていき、建設業界の課題である若手人材の育成・定着に貢献していきます。これらの取り組みを評価いただいているからこそ、大手建設会社を中心に1,623社以上の企業とお取引をして、年間25,564件のご契約_※注2をいただいているのです。
_{※注2：2023年6月末現在}

建設現場での経験と営業経験の豊富な担当者が対応しますので、技術者派遣がはじめての企業でも安心してご利用いただけます。ぜひ一度、夢真にご相談ください。

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