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現場管理を担う人を採用する時のポイント6つ|現場管理の4大管理とは?

更新日:2021年5月21日

現場管理とは


現場管理とは建設工事の現場における工程、予算、品質、安全に関する管理のことを指します。現場監督は施工管理とも呼ばれ、スケジュール通り工事が進むよう予算や品質、安全管理にも注視しながら現場を取り仕切る人材です。

また、建設現場で職人などの作業者に指示命令を行う役割も担っています。職人は「職人気質」とあるように、プライドが高く気難しいのが一般的です。したがって、現場管理は非常に重要な人材であり、新たに採用するには採用担当者の力量が問われると言えるでしょう。

現場管理で重要視される4大管理


現場管理で重要視されるのは工程、予算、品質、安全の4大管理です。建設工事の現場では、どの要素が欠けても円滑に作業を進めることはできません。

したがって、採用担当者は現場管理で重要視される4大管理を、適正に遂行できる人材を採用することが大切です。また、適正な人材を採用するには、採用担当者が4大管理の内容を正しく理解しておくことが不可欠だと言えるでしょう。

1:工程管理

現場管理において工程管理は、クライアントとの信頼関係に直結する重要な要素です。建設工事の現場では多くの人々が、様々な工程に分かれて作業を行っていますが、必ずしもスケジュール通りに作業が進むわけではありません。

納期に遅れが生じると、クライアント側に大きな損害を与えることになります。現場監督は工程管理表を常に確認し、スケジュール通りに作業が進んでいるかをチェックし、必要な対策を講ずることが必須だといえるでしょう。

2:予算管理

予算管理も現場管理においては、とても大切な要素です。建設現場では施工計画などから算出した実行予算と、実際に工事を行う上で発生する費用が乖離することもあります。

そのまま放置しておくとクライアントに迷惑をかけるばかりか、自社の信用問題に発展することにもなりかねません。そこで、現場監督は実行予算をオーバーしないよう予算管理を徹底し、必要に応じて施工計画の見直しや人件費などの削減を行います。

3:品質管理

いくら工期通り、予算の範囲内で工事が完了しても、品質に問題があれば元も子もありません。設計図や仕様書に指定されている寸法や強度を充たしていることはもちろん、指定された材料が使用されているかも重要です。

現場監督は、評価対象ごとに予め定められた試験方法で確認を行う必要があります。さらに、施工写真を撮影し、施工記録を残すなどして品質管理を徹底しなければなりません。

4:安全管理

建設現場で安全管理を徹底することは、そこで働く人々の命を守ることです。建設現場では、ちょっとした不注意が大きな労働災害を引き起こしてしまいます。

現場監督は現場管理の一環として安全管理の徹底を図らなければなりません。SKYTやヒヤリハットを通じて、現場における安全管理に対する意識づけを徹底します。また、5Sを実践させることで、労働災害が起こらない職場環境を構築するのも現場監督の仕事です。

現場管理を担う人を採用する時のポイント6つ


現場管理を担う人を採用するには、求められる人物像を明確にしておく必要があります。建築工事の現場を適正に取り仕切るには、現場管理の徹底が不可欠だと言えるでしょう。

したがって、現場管理を担う現場監督には様々なスキルが求められ、採用担当者はブレることなく人材を見極めることが重要です。ここでは、現場監督を担う人を採用する時のポイントを紹介します。

1:コミュニケーション能力を確認する

現場監督に不可欠な能力がコミュニケーション能力です。建設工事の現場では職人をはじめ、様々な役割を持った人々が働いています。とりわけ職人は気難しく、モチベーションを維持させるのは一筋縄ではいきません。

現場監督には、建設工事の現場で働く人々が能力を十分に発揮できる職場づくりが求められます。そこで重要なのがコミュニケーション能力です。日頃から声掛けを徹底し、作業に関する要望などは適切に説明できる人材であるかをしっかりと見極めましょう。

2:統率力を確認する

現場監督を採用する際は、統率力の有無を確認しましょう。現場監督は建設工事の現場において、現場管理を担う責任者です。そこで働く人々に適切に指示を出すだけでなく、従わせなければなりません。

そのためには、統率力は不可欠な能力です。ただし、単に強い口調で指示を出すのが統率力ではありません。職人を納得させるだけの行動力・決断力を併せ持っていることが大切だと言えるでしょう。

3:段取り力を確認する

現場管理における工程管理を徹底するには段取り力が重要です。建設工事の現場において効率よく作業を進めるには、段取り良く作業を進めさせなければなりません。

現場監督は職人の受注状況を正確に把握するとともに、臨機応変に作業指示を行うことが求められます。ここで問われるのが段取り力です。したがって、採用担当者は冷静に状況を把握し、完璧な段取りができる人材であるかを確認しましょう。

4:危機管理能力を確認する

危機管理能力が備わっていないと、現場監督の仕事はできません。建設工事の現場では、工事工程表通りに作業を進めても、日々様々なトラブルが発生します。

トラブルが発生すると、作業が中断し納期通りに完成しない事態に陥ることも少なくありません。現場監督は危機管理能力を発揮して、事前にトラブルの原因を摘み取っておくことが重要です。現場監督を採用する際は危機管理能力有無を確認しておきましょう。

5:経理能力を確認する

経理能力も現場監督に求められる能力の1つです。現場監督と言えば、実際に現場に出て職人に作業指示を行う姿をイメージします。もちろん、品質管理や安全管理は現場で行うのが鉄則です。

一方で現場監督は予算管理も担います。したがって、デスクワークにおいても力を発揮しなければなりません。とりわけ経理能力に関しては、予算内に費用を収め会社の利益を追求する力量の有無を確認しましょう。

6:交渉力を確認する

現場監督には交渉力も求められます。先に説明した通り、予算管理を行う上で経理能力は非常に大切な能力ですが、それだけでは十分ではありません。

予算内に工事を完遂させるには、必要な労働力や物資を可能な限り安価に調達しなければなりません。したがって、値段交渉も現場監督の大きな仕事になります。

値段交渉では単に値下げを交渉するのではなく、相手を納得させる交渉力が必要です。採用担当者は交渉力の有無を見極めることが大切になります。

現場管理を担う人を採用する時の資格基準7つ


現場管理を担うには、一定の実務経験もしくは「施工管理技士」などの資格が必要です。したがって、即戦力の現場監督を採用する際は資格基準を充たしていることが必須となります。

現場監督の資格基準は7つあり、それぞれに1級と2級があります。1級取得者は極めて高いスキルを有する貴重な人材です。そこで、現場管理を採用する際の資格基準について解説します。

1:建築施工管理技士

建築施工管理技士とは、建築工事における施工管理のスキルが一定基準以上にあることを認定する資格です。学科と実地試験から成り立っており、学科試験をパスしなければ実地試験は受験できません。

なお、建築施工管理技士には1級と2級がありますが、まずは2級を確実に取得することが大切です。1級は受験資格が細かく定められていることから、現場監督の経験をある程度積んだ後で受験させると良いでしょう。

出典: 一般財団法人 建設業振興基金
参照:https://www.fcip-shiken.jp/

2:土木施工管理技士

土木施工管理技士は、土木工事における施工管理のスキルが一定基準以上にあることを認定する資格です。学科試験と実地試験がありますが、まずは学科試験をパスしなければ実地試験を受験することができません。

道路やダム、橋、港などのインフラ設備は定期的に補修工事が行われており、将来にわたって需要が見込まれる分野です。土木関連の現場監督には必須の資格ですから、まずは2級を取得しているかを確認しましょう。

出典:一般財団法人 全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/doboku-1

3:管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は、管工事における施工管理のスキルが一定基準以上にあることを認定する資格です。学科試験を先に合格しなければ、実地試験を受験できません。

管工事には浄化槽工事のほか冷暖房設備、ガス配管工事、空調設備工事、給排水・給湯設備工事などがあり、生活に密着したものばかりです。非常に需要の高い分野であり、転職にも有利な資格だと言えるでしょう。

出典:一般財団法人 全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/kankouji-1

4:電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士とは、電気工事における施工管理のスキルが一定基準以上にあることを認定する資格です。学科と実地試験から成り立っており、学科試験をクリアしなければ実地試験を受験できません。

社内に電気工事施工管理技士の資格取得者が在籍していると、入札制度において有利に働きます。採用希望者に電気工事施工管理技士の資格取得者がいれば、要チェックだと言えるでしょう。

出典: 一般財団法人 建設業振興基金
参照:https://www.fcip-shiken.jp/den1/

5:電気通信工事施工管理技士

電気通信工事施工管理技士とは、電気通信工事における施工管理のスキルが一定基準以上にあることを認定する資格です。学科と実地試験がありますが、学科試験をパスしない限り実地試験に進むことはできません。

電気通信工事施工管理技士の資格取得者は、有線・無線LAN工事や防犯カメラ、入退室管理システムの設備工事の施工管理を行うことができます。資格取得者は多くないことから、有資格者は貴重な人材だと言えるでしょう。

出典:一般財団法人 全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/dentsu-1

6:造園施工管理技士

造園施工管理技士とは、造園工事における施工管理のスキルが一定基準以上にあることを認定する資格です。学科と実地試験の両方をクリアする必要がありますが、学科試験をクリアできなければ実地試験は受験できません。

造園施工管理技士の資格取得者は公園・庭園、遊園地のほか、屋上の緑化などにかかる造園工事の施工管理を行うことができます。専門的かつ幅広い知識・技術が認められた有資格者は貴重な人材だと言えるでしょう。

出典:一般財団法人 全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/zouen-1

7:建設機械施工技士

建設機械施工管理技士とは、建設工事における機械施工のスキルが一定基準以上にあることを認定する資格です。学科試験をパスすれば実地試験が受験可能となります。

建設機械施工管理技士は、日々進化する建設機械を運転するには必須の資格です。資格取得者は即戦力として期待できます。特に1級取得者は専門的な技術・知識を有する者であり、極めて貴重な人材だと言えるでしょう。

出典:建築管理センター
参照:https://www.ecc-jp.com/w/kikai01.html#2

現場管理について把握しておこう


現場監督は建設現場を取り仕切り、「工程管理」「予算管理」「品質管理」「安全管理」といった現場管理を担います。工事現場には職人をはじめ、様々な人々が働いており考え方や仕事に対する取り組み方もまちまちです。

したがって、現場監督を全うするには高いスキルと人間力が必要だと言えるでしょう。現場管理を担う現場監督を採用するには、仕事内容に鑑み適切な人材を見極めることが大切です。

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