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【重機の安全管理】クレーン等安全規則とは‐基本編‐

更新日:2020年9月29日

数トン~十数トンもする荷物や機材を移動させ、高い地点まで上げられるクレーンは、今や高層・巨大建造物の建築時や工事現場の作業、工場での作業などに欠かせません。
しかし、その操作や状況判断を誤ると大変な事故につながります。
そこで今回は重機を利用する際の安全を確保するために、クレーンの安全規則について紹介します。

クレーンの危険性や事故事例


クレーン稼働時に起こった事故事例は数多く挙げられますが、代表的な事例としては次に挙げるものがあります。

・定格総荷量を守らなかったため、重さに耐えきれずジブなどが破損し吊り荷も落下
・クレーンの機材の劣化により、吊り荷の重量に耐えられず破損
・強風や吊り荷の重量オーバーなどで車体不安定となり転倒
・高圧電線にクレーンのジブが触れ作業者に感電

中には吊り荷の落下や車体転倒による挟圧死や感電死など、痛ましい人的被害も多く起こっています。
クレーンの操作は作業現場の状況で危険度が増すことがあるので、操作には熟練した技術や状況判断が必要です。
クレーン機材の定期点検や保安部品の定期交換、吊り荷の固定の十分な確認、操作技術の習得など、各種知識についての教育は必須です。

クレーンの安全規則


危険な業務に従事している労働者の労働災害防止を目的とした「労働安全衛生法」に基づいて、事業者や関係団体に安全衛生教育の推進について指針が定められています。
クレーンの場合、定期自主検査者への安全教育、組み立て・解体作業指揮者への安全教育、クレーン機能車両の取り扱いや運転技術の講習など、種類や吊り上げ荷量に応じて様々な項目が定められています。

各種クレーンの運転については、免許の取得や技能講習、特別教育の資格が必須です。
また吊り荷の落下による事故も重大なので、ワイヤーロープやチェーンを用いて、荷をクレーンの吊り具に着脱する「玉掛け」という作業の熟練も必要となります。
1トン以上の荷を取り扱う場合は技能講習が規定されています。

このように詳細な規則を学習することで、作業者の安全に対する意識を高め、それが労働災害の軽減につながるものと期待されます。

重機の安全についての意識が事故防止に

クレーンは建設現場に欠かせない重機ですが、稼働は常に危険と隣り合わせであることを肝に銘じておかなければなりません。
ちょっとした判断ミスが重大事故につながりかねないので、過去の事故事例などをよく把握して、同じミスを繰り返さないよう学習することも大切でしょう。
クレーン操作は決して簡単ではありませんが、その役割は大きいので安全を意識して取り組んでいきましょう。

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