福岡営業所で300名、全国なら6,000名と圧倒的な技術社員数を持ちながらも、一人ひとりに対しきめ細かく対応するのが、当社・夢真の特長。
福岡営業所のメンバーによる座談会の第3回目は、日々のサポートを行う中で印象に残った技術社員のエピソードなどを聞きました。
※福岡営業所メンバーによる座談会一覧
登場人物プロフィール
名前
小林佳弘 氏
営業本部 福岡営業所 主任 2015年入社
営業担当として東京、福岡、沖縄に赴任。九州の案件を幅広く引き受ける
名前
荒木茜 氏
エンジニアフォロー企画推進部2課(福岡) 2017年入社
現場の技術社員を経て、2019年から人材開発部フォロー課※担当、2021年よりEF部所属
※エンジニアフォロー企画推進部所属(以後EFと称す)は技術社員に対して、定期的に現場状況の確認連絡や夢真のイベント情報発信を行い、技術社員と信頼関係を築きエンジニアとしての成長をフォローする部署です。
頑張り、成長する、印象に残る技術社員
―これまで多くの技術社員に接してこられたと思いますが、印象に残る社員はいますか。
荒木:
直接の担当ではないんですが、沖縄から福岡に研修に来た技術社員の中で、目に留まった社員がいます。
最初は幼い印象があり、言葉遣いもぎこちなくて。
正直、しっかりと就業出来るかなという不安を持っていましたが、用があって1年振りくらいに電話連絡してみると印象がぜんぜん違っていて。
電話に出る時は「お世話になっています」
切る前は「お電話ありがとうございます」
と、ていねいな応対で見違えるような成長を感じました。
―それはすごい変化ですね!
荒木:
はい。本人の努力の賜物だなと思います。
直接対面はしていませんが、きっと見た目の印象も大きく変化し、真面目で誠実な様子になっているんだろうなと想像できます。
それだけ大きな変化だっただけに本当に嬉しくて。本人が頑張る気持ちがあれば、人って変われるんだな、と彼から教えてもらいました。今はしっかりと評価されて活躍しています。
―小林さんは印象に残っている技術社員さんはいらっしゃいますか?
小林:
私もやはり同じようなケースで、コミュニケーション力が低い社員がいて、最初は不安に思いました。
そこでEFと連携して本人の様子をこまめに確認するようにしました。現場にも我々が彼をサポートしていることを伝え、辛抱強く使っていただくことをお願いしました。
そんなことが2年ほど続くうちに、徐々に評価が向上して、未経験で入社して4年間、同じ会社でずっと就業しています。
―ご本人の努力と、サポートの賜物ですね。
小林:
ありがとうございます。
残念ながら途中で私は担当を離れることになったんですが、その連絡をした時も、ちゃんとあいさつをしてくれて。
当初の「コミュニケーション力が低い」という印象はなくなりました。
現場と夢真で連携して育てることができたなと感じています。
―多くの技術社員を見る中で、伸びる社員とはどんな人材ですか。
小林:
将来のビジョンがある人ですね。
例えば、「施工管理技士の資格を取って独立したい」というような。
仕事をしながら、勉強時間を確保して施工管理技士の資格を取るのは、大変なことです。
でも、独立したいとか、給与を上げたいとか、目標があれば頑張れる。仕事もただ言われたことだけをやろうというのではなく、何かを得ようと熱が入ります。そういう社員が伸びるし、活躍しています。
―現場でよく頑張る社員なら、就業先も手放したくなくなりますね。
荒木:
そうなんですよ。どんな仕事をするかは大事ですが、誰と仕事をするかも大事だと思うんです。
仕事先と技術社員、最初は「こんな仕事ができる」とか「このスキルが高められる」という観点で結びつくと思うのですが、お互いの気持ちがよく合うと、人と人との繋がりになる。
そうなると、契約終了でその縁が途切れるのが惜しくて、そのまま転籍で就業先の社員になる人もいます。
―転籍ということもあるんですね。夢真としてはちょっと寂しい気持ちもありそうですが、何よりの評価のしるしですね。
荒木:
おっしゃるように優秀な方が離れていくのは寂しい気持ちもあるんですが、私たちもそういう幸福な出会いなら、気持ちよく送り出したいなと。
そんな風に思えるのも、夢真が豊富な人材が在籍しているからこそかなと思っています。※
※福岡営業所で300名、全国なら6,000名の技術社員が在籍
技術社員や現場からの「ありがとう」が、私たちの励みです
―現場と技術社員に対して、小林さん、荒木さんがいろいろな関わり方をしていることがよくわかりました。お二人の仕事のやりがいは何ですか。
小林:
「ありがとう」がある仕事、ということです。
お客様が技術社員を夢真に依頼する、ということは、人手不足で困っている状況。私たちはそれを解決し、「ありがとう」と言っていただき、喜ばれる。
一方、「働きたい」「仕事を探している」という技術社員に対しても、働きやすい環境を見つけられたら「ありがとう」と喜んでもらえます。
お互いの思いに応え、課題を解決できることがやりがいですね。
荒木:
私も「荒木さんに相談してよかった」「ありがとう」と言われるのは嬉しいです。
そして相談をきっかけに、技術社員の方がさらに一歩踏み込んだ行動をとろう、と思ってくれることがあると喜びがさらに深まりますね。
―「一歩踏み込んだ行動」とは具体的にどんなことですか?
荒木:
例えば、「資格を取ろう」と自分から積極的に動き出すことですね。
資格を取った方がいいよとアドバイスするだけでなく、「この資格の願書はこのサイトから飛べるよ」と教え示すと、資格を取ろうという行動に一歩踏み出してくれるんです。
合格した後に話を聞くと「面倒に思えて、自分からはやらないけど、願書のサイトまでていねいに調べてもらったから、受験する気になった」とのことでした。
そういうときは本人のためになれてよかった、としみじみ思いますね。
さまざまな「気づき」を与えられる夢真
―最後に改めて、夢真のアピールポイントをお聞かせください。
小林:
夢真は、福岡営業所で300名、全国なら6,000名の技術社員が在籍しています。数が多い分、建築にも設備にも対応できるし、施工管理や作図、オペレーターなど、職種のバリエーションにも富んでいます。
そして宿泊対応もできるから、現場の場所も問いません。
また、登録者数が少ない会社だとやり方が限られることでも、分母が大きいから、次の手、奥の手といろんなやり方で課題解決ができます。
―できないことはない、という感じですか。
小林:
いや、できることを見つけていく、ですね。
よく求められるのが、30~40代の経験者。確かに即戦力で一番欲しい人材です。でも、どの現場でもニーズが多いですから、タイミングよくご案内出来るのは難しい。
ならばどうするか?何を任せたいのか?をお客様に丹念にヒアリングして、未経験者でもできることを見つけていきます。
お客様は「経験者でなければ」と思い込んでいることが多く、そこに「いや、未経験者でも…」と気づいていただくことで、現状打開に繋がります。
荒木:
私は技術社員に対する気づきですね。技術的には未経験でも、社会人マナーや報連相などは、気持ちの持ち方一つでグッと変わると思います。
そのアドバイスができるのがEF。これまで仕事に限らず、いろいろなことに本人がどう接してきたのか。自分の長所・短所に気づき、真っすぐに仕事に向き合えれば、技術社員もきっと楽しく働けると信じています。
私はそんな働きかけをしていきたいと思います。
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