夢真の現役面接官と面接官経験者の3名へのインタビュー第2回目では、採用や実際の面接時に大切にしていることを語ってもらいました。
現役の面接官はどのような人を選んでいるのか、また、多くの人に応募してもらうためにどのような努力をしているのかを聞いてみました。
※このインタビューの第1回目、第3回目はこちら
登場人物プロフィール
名前
檜森 啓宏氏
人材採用部 採用企画課 主任 2016年入社
IT系営業を経て、当社に入社。現在は採用計画の立案や運用を主体とする採用企画課に配属
名前
原田 脩平氏
人材採用部 採用課 副主任 2018年入社
アパレル営業職を経て、当社に入社。現在は採用面接官のリーダーポジションを担当
名前
野上 杏夏氏
人材採用部 採用推進1課 2017年入社
ブライダルプランナーを経て、当社に入社。現在は採用面接官を担当
候補者の方から選ばれる会社になりたい
―面接をする上で大切にしていることは何ですか?
原田:
候補者の方は「夢真はどんな会社なのか」という意識を持って面接に臨んでいると思います。
その判断材料になるのが面接官の私たちなので、「この会社で働きたい」「こういう人がいれば安心だ」と思ってもらえるように、第一印象を大切にしています。
―なるほど。第一印象とはどのようなことですか?
原田:
雰囲気を大切にしています。身だしなみに気を配り、笑顔で臨むことを心がけています。それが夢真で働くことの安心感や信頼性に繋がってくると考えています。
野上:
私も他にはないオープンな環境での面接ということを充分に活かしています。少しでも緊張感がほぐれるように、雑談を挟んだり、同郷の方ならふるさとのことを話題にしたりしています。
―雰囲気を大切にすることはいいことですね。
野上:
そうですね。一方的に話を進めると、プレッシャーを感じる方もいると思うので、私が聞き手になって候補者の方から話を引き出すことにも気を配っています。
―面接といえば履歴書などの書類には目を通すと思うのですが、書類のどの部分を重視されていますか?
檜森:
職務経歴や転職の回数です。その変遷から、「どういう思いで転職したんだろう」「転職理由は何だったのかな」ということを考えます。
一般的には転職回数の多さは採用のマイナス材料になると言われていますが、成長できる転職なら価値ある転職という解釈をしています。
面接から見えてくるもの
―理由によっては転職もプラスということですね。転職理由は面接でも必ず聞いているのでしょうか?
野上:
はい。理由を聞くとやりたいことが見えてきますし、夢真にマッチすると感じた時は、当社のアピールポイントとして、やりたいことが夢真で実現できることをお伝えしていますね。
原田:
転職理由に加えて、今後の方向性やビジョン、仕事との向き合い方についても質問することが多いです。
―仕事との向き合い方は大事ですね。
原田:
「手に職を付けたい」「頼られる存在になりたい」という答えに対して、「建設業界なら手に職が付けられる」「こういう道を歩むことで実現する」など、夢真としての答えを示しています。
候補者の方の言葉を受け取って、否定しない。共感しあうことから、お互いの雰囲気もよくなるし、緊張感もほぐれます。
檜森:
そうですね。できるだけ本音で話せる面接になるよう、私たちは候補者の方の言葉を真剣に聞き、その声に応えたいと考えています。
面接の後は、「夢真で働きたい」という気持ちを持ち帰ってほしいですからね。
―一方的に会社の魅力を伝える面接ではなく、候補者の方の想いに応える面接ですね。逆に、候補者の方に対してマイナスに感じてしまう行動はありますか?
野上:
話をしている時の目線ですね。相手の目を見て話せない人や、落ち着きがない人は、より慎重に面接を行います。
ただ、本人の意欲が大切ですし、私たちもそこを重要視しています。
原田:
そうですね。
あとは身だしなみ等もチェックしています。服装に乱れがある人や、面接にふさわしくないちょっと違和感を感じる服装の人は、仕事にもあらわれることが多い印象です。忘れ物や寝坊、遅刻などにも結び付いてくることが多いですね。
充実した研修が候補者の方の安心材料になる
―企業様に自信を持って送り出せる方を採用したいという想いが伝わります。面接時に、候補者の方の方から聞かれることにはどのようなことが多いのでしょうか?
原田:
候補者の方は未経験者が多いので、研修内容については必ず聞かれます。
研修自体は、同業他社でも当たり前に行われているので、研修の有無ではなく、研修内容を詳細に伝えることで、他社との差別化を図り、候補者の方に安心してもらうことを意識しています。
―研修内容は具体的にどのようなことをアピールしているのでしょうか?
原田:
東京なら研修センター「夢トレ」があることです。建設現場を模した研修施設で他社にはない実践的な研修を実現させています。
それから研修や現場で必要な資格を先行して取得できることや、就業後の悩みや相談事もいろいろと話せるエンジニアフォロー(EF)の存在も伝えています。
野上:
未経験者にとって安心できる材料をいくつか紹介すると、候補者の方の表情も柔らかくなるような気がします。
充実した研修については、面接で具体的な内容を説明すると、「安心しました」「理解が深まりました」という反応が返ってきます。
面接から、候補者の方の意欲を感じ取っています
―採用する人に共通していることは何ですか?
原田:
そうですね、人柄がよくて「意欲がある人」です。自分から相手の懐に飛び込んでいける人が、現場でも可愛がられています。
―面接でどのように「意欲のある人」を見極めていますか?
檜森:
身だしなみや面接時間に遅刻しないこと、丁寧に書かれた履歴書などです。
入りたい会社の面接に来ているのですから、「意欲のある人」であればきちんと面接の準備をして、それなりの気持ちで臨むと思います。
―意欲の有無を重要視している理由は何ですか?
檜森:
問題なく働けるかどうかは、最終的に働く本人の意欲でしかないからです。私たちは手厚い研修を行いますし、EFなどの仕組みも整えています。
しかし、自ら新しい仕事を覚えよう、という意欲がなければ、前には進めないと思います。自分自身のやる気が大事だということを、面接でも伝えています。
最後に
夢真の採用部インタビュー第2回目では、実際の採用面接の様子やどのような人を採用しているのかについてインタビューを行いました。
年間2,000名もの大量採用ながらも、意欲がある人に夢真を選んでもらえるような面接を心掛けていることが分かりました。
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