建設業界は構造的な人材難に加えて「2024年問題」に直面しており、人材不足を補うために技術者派遣を初めて利用する企業も少なくありません。
夢真では、お客様が安心して派遣技術社員を受け入れられるように、労務知識と現場経験を兼ね備えた営業とフォロー担当がサポートしています。お客様対応を改善するため、2023年11月から労務知識の習得と定着を目的とする社内勉強会をスタートしました。
労務知識の勉強会を毎月開催し、お客様対応の改善を推進
派遣技術者を受け入れる際に、企業は労働者派遣法や労働基準法を遵守しなければなりません。そのためにも、夢真の社員は適切な労務知識を有している必要があります。そこで夢真では、お客様対応を見直す取り組みの1つとして、定期的な労務知識の勉強会を開始しました。
労務知識の勉強会は全国の営業とフォロー担当が対象です。地方からのリモート受講を含めると、毎回200名を超える社員が参加しています。
勉強会は毎月1回、原則として全員が参加するスケジュールで行われ、現在の参加率はほぼ100%です。さらに、実務に必要な知識の習得度をチェックするテストを定期的に行い、参加者全員のスコアを記録しています。
労務知識を単に学習するのではなく、知識がしっかりと定着し、実際の業務で活用できるよう夢真は積極的に推進しています。
重要な労務知識は繰り返して定着!現場のナレッジ共有を通じて習得する勉強会
勉強会のテーマは、夢真の技術社員へのヒアリングをもとに決めています。今まで行ってきた主なテーマは、労働基準法第36条に基づく労使協定、労働者派遣法で定められている適用除外業務、ハラスメント、ビジネスに必要な契約の基礎知識です。実際に現場で起こった事例を引用してケーススタディ形式で労務知識を学んでいくため、実務に役立つだけでなく、会社全体でのナレッジ共有と意識づけになります。
特に適用除外業務に関しては、実例を交えて繰り返し講義を行い、その重要性を強調しています。適用除外業務を遵守しない場合、現場の工事全体が停止するなど、お客様に大きな損害を生じさせるリスクがあるためです。
夢真はお客様から適用除外業務に関するご相談に応じるだけでなく、営業やフォロー担当は現場訪問時に適用除外業務の兆候を見逃さないよう努め、未然に防ぐための体制も備えています。
さらに、適用除外業務について定期的なリーフレット配布とアンケートで社員への情報提供も継続して行っています。技術社員からの要望に応え、2022年に禁止業務相談窓口も開設しました。技術社員が少しでも迷った時にすぐに確認できるサポート環境を用意しています。
心構えを養い、労務知識を定着させる
総務部労務課 林
技術社員がパフォーマンスを発揮できるように労働環境を整えることは、営業とフォロー担当のミッションです。このミッションに臨む心構えを養う導入からはじめ、労務知識の講義に進む2部構成で勉強会を開催しています。
勉強会を開始してから半年が経過し、受講者は現場で何か発生した時に迅速な判断と対応ができるようになり、対応力も向上しています。
まとめ
夢真は1991年に建設技術者派遣事業を開始して以来、建設企業が求める人材をミスマッチなく派遣してきました。大手建設会社を中心に、1,623社以上の企業とお取引をして、年間25,564件のご契約をいただいています※注1
※注1:2023年6月末現在
労務知識を兼ね備えた建設現場経験の豊富な営業担当者が対応しますので、技術者派遣がはじめての企業でも安心してご利用いただけます。
ぜひ一度、夢真にご相談ください。
当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。
まずは無料でご相談ください