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電気工事業界の現状とは?電気工事業界におけるM&Aのメリット6つ

更新日:2021年4月30日

電気工事業界の現状とは?


電気工事業界では、求人の応募条件として工業高校卒業とされていることが多く、異業種からの転職が難しいといわれています。

また、高圧以上の電気設備の維持管理には電気主任技術者資格が必要ですが、この業務を担う人材が不足するということが、経済産業省による調査からわかっています。

一方、再生エネルギー普及拡大に加え、都市部の再開発に伴う建設ラッシュなどを背景に、有資格者が必要な電気設備は増加傾向です。

このようなことから、電気工事業界では、中長期的な人材不足が課題となっています。

出典:電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について|経済産業省
参照:https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/pdf/019_05_00.pdf

電気工事業界に必要なM&Aとは?


電気工事業界は、若者に人気のある業界とはいえないため、募集をかけてもわずかしか集まらず、また、コストをかけて採用しても離職率も高く、人材確保は業界全体としての課題です。

そんな電気工事業界の人材不足問題を解決する方法として、M&Aがあげられます。M&Aというと規模の大きい上場会社が行うイメージをお持ちの方もいますが、経験豊富な資格保持者を抱える電気設備工事会社の事業を承継することは、人材不足解消の有効な選択肢になります。

電気工事業界におけるM&Aのメリット6つ


電気工事業界におけるM&Aはどのようなことを目的におこなわれるのか、人材の確保を含め6つのメリットをご紹介します。電気工事業界に特化したメリットを、買い手企業の視点をメインに解説していきます。

1:営業基盤の充実

電気工事業界は、景気により受注額が左右されやすいという特徴があります。そのため、自社が取り扱っていない工事を行う会社を買収することで事業領域を拡大できれば、市場が縮小した際にも安定した営業基盤を維持できるようになります。

また、同様の工事を取り扱う会社を買収することで、自社のサービス提供エリアを拡大し、さらなる営業基盤の充実につなげることも可能です。

2:事業分野の拡大

新たな事業分野にゼロから取り組むのは大変ですが、M&Aで、自社が取り扱っていない事業分野を展開する会社を買収することで、すぐに事業分野を拡大できます。

幅広い工事に対応できることは、他社との差別化にもつながるため、M&Aは事業分野拡大に有効です。

3:新規事業の展開

一言で電気設備工事業者といっても、その中でもカテゴリーが分かれて、戸建て住宅専門業者もあれば、集合住宅専門業者もあります。また、扱う電圧の違いによっても業者が分かれます。

そんな電気工事業界では、M&Aを行うことで、自社の既存事業との組み合わせで新規事業を展開し、今まで以上に充実したサービスを提供できるようになる可能性があるでしょう。

4:受注範囲の拡大

M&Aで事業領域を拡げることは、受注範囲の拡大につながります。今まで取り扱いできなかった領域の業務まで受注できるようになるため、売り上げの向上に大きく貢献します。

5:人材の確保

電気工事や施工管理に資格が必要なものが多いため、事業の拡大には人材の確保が不可欠です。しかし、技術が求められる業種であり、人材の育成に時間がかかるため、人材確保は大きな課題です。

M&Aでは、経験豊富な技術者を得ることができる手段でもあります。今後の事業展開に必要な人材を抱えている会社を買収できることは、事業を拡大しようとしている企業にとっては、大きなメリットとなります。人材確保を目的にM&Aを行うことは、有効な手段といえるでしょう。

6:シナジー効果の獲得

M&Aでは、同業種を買収すれば両社のシナジー効果により事業規模を大きく拡大できます。また、異業種を買収すれば、新規事業への参入が可能となり、自社の既存事業とのシナジー効果も期待できます。

シナジー効果とは、M&Aにより両社の事業が統合されることで、単独では得られなかった効果を生むことです。両社のメリットがうまく組み合わされれば、相乗効果が期待できます。

電気工事業界における需要のある仕事とは?


今後電気工事業界では、IoTや次世代通信関連の増加が期待されています。また、5G通信の設備設置・保守点検業務も増加が見込まれます。

さらに、都市部の再開発に伴う建築需要の増加も見込まれていますし、建物の耐用年数が50年であるのに対し、電気設備の耐用年数は10年程度といわれていますので、設備の刷新工事需要も期待できるでしょう。

電気工事業界における将来性3つ


電気工事業界の将来性について、求職者の目線でも解説します。M&Aとは関係ありませんが求職者から見た電気工事業界の魅力はどのようなものなのかを理解するうえで、参考にしてください。

1:キャリアアップが見込める

電気工事業界は、仕事についてから経験を積み、資格を取るなどして、徐々にキャリアアップできる業界です。

たとえば、現場施工者であれば、見習い・技術者・職長・上級職長とキャリアを重ね、施工管理者であれば、補助者から・現場代理人・工事監理者とキャリアを重ねることができます。

キャリアパスが明確にあることは、仕事を続けるうえでのモチベーションにもつながるので、手に職をつけてキャリアアップしたい方に向いています。

2:給与アップが期待できる

電気工事は資格が必要な工事も多いため、業界における有資格者の価値は高いです。とくに、工事の需要が増加し、人手不足となれば、有資格者を確保するために企業は給与を上げてでも人材を確保しようとします。

また、電気工事士は経験に応じて市場価値も上がるため、自分の経験やノウハウが給与に反映されやりがいにもつながります。

3:需要がある

電気工事業界の仕事は、家庭用電気機器の配線から、発電所の変圧器の保守管理まで多岐にわたります。電気自体が重要な社会インフラですので、需要がなくなることはありません。

電気工事業界で資格を取得し、一度技術を身につけることができれば、仕事を失うような心配をする必要はほとんどありません。

電気工事業界への理解を深めよう


電気工事業界は、経験と資格が必要な仕事が多く、事業規模の拡大には人材確保が不可欠です。しかし、業界全体として人材不足が続くことが想定されるため、自社の事業展開に必要な人材を確保するためには、M&Aが有効な手段と考えられます。

すでに同業種・異業種かかわらず、事業の売買に動き出している会社も多いため、最適な会社に出会える可能性もあります。

電気工事業界の特性を理解したうえで、人材確保を目的にM&Aを行うことも選択肢としてご検討ください。

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